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全部再資源化認定の定期審査
2014年09月11日
本日は、豊通リサイクル株式会社ASR再資源化事業部から3名の方がお越しになり、当社の坂ノ市営業所(自動車破砕前処理工場)にて自動車リサイクル法第31条全部再資源化認定の定期審査が行われました。

全部再資源化認定とはASR(シュレッダーダスト:自動車の廃車ガラ)を発生させない方法で、使用済み自動車を精緻解体(銅含有部品を徹底除去)・プレス加工し、製鋼原料として1台を全部溶解することから全部再資源化(通称・全部利用)と呼ばれています。具体的には鉄鋼メーカーの製鋼工程において、解体自動車の鉄の部分は鉄鋼製品となり、シートや内装(廃プラスチック)等の非金属部分は燃料代替として活用され、ガラス等は製鋼スラグと一緒に回収されるため、ASRを発生させることなく効率的にほぼ100%リサイクルする認定です。

当社は2010年6月1日にTHグループ(自動車メーカー8社で構成:豊田自動車株式会社、本田技研工業株式会社、ダイハツ工業株式会社、日野自動車株式会社等)より認定を頂き、全部再資源化に取り組んでおります。今後も精度を上げ効率的に全部再資源化に努めて参りたいと考えております。